11月11日は「チンアナゴの日」
1が4つ並んだ「11月11日」は、砂から並んで生えたチンアナゴに見える。それがこの記念日の始まりです。
数字の並びがそのまま姿になっている
チンアナゴは海底の砂に体を埋め、頭から体の前半だけを出して、流れてくるプランクトンを食べます。1匹だけで暮らすことは少なく、砂地に何十匹も等間隔で並んで生えるように顔を出す。この光景から、英語では garden eel(庭のウナギ)と呼ばれます。
「11.11」という数字の並びが、その姿にそっくりだった。加えてチンアナゴは群れで暮らすので、1年でいちばん「1」が多く並ぶ日がふさわしい——この2つの理由から、11月11日が選ばれました。
制定したのはすみだ水族館
東京・墨田のすみだ水族館が2013年に制定し、日本記念日協会に認定されています。同館の公式ページにも「11/11は当館が日本記念日協会に申請・認定された『チンアナゴの日』」と明記されています。
すみだ水族館はチンアナゴの展示に特に力を入れてきた館で、繁殖行動の映像を初めて記録したのもここです(→ チンアナゴとは)。記念日が生まれた場所と、生態の研究が進んだ場所が同じ、というわけです。
この日の水族館は普段と違う
記念日の前後には、チンアナゴを展示している水族館で特別な解説やイベントが行われます。たとえば京都水族館は2016年から毎年チンアナゴの企画を続けていて、2025年は10月16日から12月1日まで「極めて!チンアナゴ」を開催していました。過去には「チンアナゴの日vsヘコアユの日」といった変化球の企画もあります。
ただし内容は毎年変わります。このページで「毎年こうなる」とは書きません。行くと決めたら各館の公式サイトで当年の告知を確認してください(→ チンアナゴに会える水族館に公式ページへのリンクをまとめてあります)。
準備は10月中に
贈り物として選ぶなら、10月中には決めておくと安心です。チンアナゴグッズは水族館限定の品や小さなメーカーの品が多く、記念日前にまとまった在庫が動くと再入荷まで時間がかかります。11月に入ってから探すと「あったはずのものが無い」になりがちです。
贈る相手別の選び方
| 相手 | 向くもの | 目安 |
|---|---|---|
| 小さい子ども | 絵本、手のひらサイズのぬいぐるみ | 500〜1,500円 |
| 職場や友人に配る | 文房具、シール | 200〜500円 |
| 毎日使ってほしい | マグカップ、今治のハンカチ | 500〜1,500円 |
| 鞄に付けてもらう | キーホルダー | 500〜1,500円 |
| 自分への記念 | 85〜90cmの抱き枕 | 2,800〜4,400円 |
| その日に一緒に遊ぶ | チンアナゴのボードゲーム(フィギュア・ホビー) | 1,500円前後 |
11月11日の楽しみ方
- 水族館へ行く — 企画があるうえ、解説員が普段より詳しく話してくれることがあります
- 2匹そろえる — チンアナゴは群れる生き物です。1匹だと本来の姿になりません。白に水玉のチンアナゴと、オレンジ縞のニシキアナゴを1匹ずつが定番
- 「1」を並べる — 細長いグッズ(ボールペン、スリムタオル、抱き枕)を縦に並べると、それだけで11.11になります
- 給餌の時間を狙う — 体を長く伸ばした姿が見られるのは餌の時間です
出典
- すみだ水族館「チンアナゴ」 — 記念日の申請・認定について
- 京都水族館「極めて!チンアナゴ」 — 2025年の会期